中級者コースのスタートです。体のいろいろなところでボールをはずませることができるとリフティングを長くつづけられるだけでなく、楽しくつづけることができます。
まずは初回のメニューです。
1. インサイドでボールをとらえよう
2. インサイドからインステップへ
3. インサイドのリフティングをつづける
4. レバンターからインサイドへ
初級編をマスターした人は、インステップや太もも、ヘッドを使いながらの基本的なリフティングを50回できるようになっていると思います。このまま回数をのばしていくのも、練習としてはいいのですが、もっといろいろな技をふやすともっと楽しくなります。
今回のインサイドは、サッカーでは実戦的によく使う場所ですね。足先でキックするのではなく、足の内がわのくるぶしから土踏まずのあたりでボールをキックします。
インステップに比べると遠くにとばす力は弱いですが、思った場所に正確にけるのにむいているところですね。わりと近くにいる味方選手にパスをつなぐときによく使いますね。
サッカーでの実戦とちがうのは、サッカーではパスは横からくるので足をボールに合わせて出せばいいわけですが、リフティングの場合は上から落ちてくるボールになりますから、足を外がわに開いて、ひざ下をできるだけ横にたおす必要があるということです。
慣れるまでは、ボールが落ちてくる短い間に、足を横にたおすのがけっこう難しい、ということで、初級編には入れませんでした。
次回は両足インサイドにチャレンジしてみましょう。


