今回は、リフティングにショルダーつまり肩(かた)を入れてみましょう。いつものように感覚をつかむ基本練習からスタートです。
1. ショルダーの感覚をつかむ
2. ショルダーから太ももへ
3. ショルダーからインステップへ
リフティングの達人みたいな人が、ヘッドと左右のショルダーを自由にボールをいったりきたり操(あやつ)っているのを見たことがありますよね。サッカーの試合ではさすがにそんなテクニックを使うことはないですが、ボールコントロールという意味ではいい練習になりそうです。
ただ、ヘッドとちがうのは顔の真横にあるショルダーの場合は、ボールを見るのがむずかしいという点ですね。顔を少しななめ上にむけて、できるだけ落ちてくるボールをよくみてください。肩にあたる瞬間(しゅんかん)は、自然にボールから目がはなれると思いますが、それでいいです。真横のボールをみながらやるのは無理ですからね。
肩にどうボールがあたったら真上にボールがはずんでくれるかは、練習をくりかえすとつかめるようになります。
それから肩にあたって上に上がったボールを、次は太ももやインステップであせらずとらえることも大切ですね。ヘッドのときもそうでしたが、さいしょはインステップよりも太もものほうがとらえやすいと思います。
次回は、今回の練習にヘッドを組み合わせてみましょう。


